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ハミルトンとベッテル、F1アメリカGPでヘルメットデザイン変更

2012年11月20日(火)13:47 pm

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)というF1界のトップスター2人が、F1アメリカGP(18日決勝)に持ち込んだヘルメットの修正をしていた。

何かと話題に上ることの多いハミルトンであるが、今度はアメリカGP仕様のヘルメットが波紋を呼んだ。そのヘルメットにある「H.A.M」の文字が「Hard as a motherf※※※er(クソッタレみたいに必死)」の略だというのだ。

この件に関して、F1ジャーナリストのトム・キャリーは『Telegraph(テレグラフ)』紙上で次のようにコメントしている。

「最近FIA(国際自動車連盟/F1統括団体)が通達したものの全ドライバーの賛同を得ることができなかった忠告と照らし合わせると、彼(ハミルトン)のヘルメットの後部に記載された文字がハミルトンからの挑発行為であることは明らかだ。またこれによりチームが激怒していることは疑いようもない」

しかしマクラーレンのスポークスマンは、このロゴが「合意の上」だったと反論している。

ヘルメットメーカー「アライ」のペーター・バーガーは、「その上に赤いテープをはることで対処した」との声明を『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』において発表した。

ベッテルも、木目調のアメリカGP仕様ヘルメットの頭頂部にある「Gives you wings(翼を授ける)」の文字を削除することを迫られた。

アライは、応急処置としてロゴの上に黒いテープをはりつけた上で、即座に予選と決勝用の木目調テープを用意することで対応した。

F1の最高責任者バーニー・エクレストンは、オンボードカメラにヘルメットが映し出された際の景観保護を理由として、ヘルメット頭頂部への広告掲載を禁止している。

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