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ザウバー「何らかの理由で本来の力を発揮できなかった」

2012年11月19日(月)8:52 am

サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたF1アメリカGP決勝で、ザウバー勢はセルジオ・ペレスが11位、小林可夢偉14位となった。このレースをザウバーのチーム代表であるモニシャ・カルテンボーンと、トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラが振り返った。

【写真】F1アメリカGP決勝を彩った美女たち

モニシャ・カルテンボーン
「私たちにとっては浮き沈みの多い週末でしたが、レースでもそうなってしまいました。セルジオは素晴らしいスタートを決めて、最初の1周を終えたところではポイントを狙える11番手に位置していました。ですが、その後彼がブレーキに問題があると報告してきて、結果的に順位を下げてしまいました。カムイ(小林可夢偉)も、そのスタート順位から上位を狙うことは無理でした」

「私たちはコンストラクターズ(チーム別)ランキングで5位を目指すことをあきらめてはいませんが、インテルラゴス(次戦ブラジルGP/25日決勝)ではさらに多くのプレッシャーを抱えることになります。でも、私たちはこのためにさらに士気を高めてゆきます」

「今日は大勢のファンが観戦に訪れていましたが、この素晴らしいサーキットを造り上げ、立派なレースを開催することができたサーキット・オブ・ジ・アメリカズの関係者の皆さんにはお祝いの言葉を送りたいと思います」

ジャンパオロ・ダラーラ
「われわれにとってはかなり厳しい週末になってしまった。何らかの理由で本来の力を発揮することができなかった。最も大きな問題はタイヤをうまく機能させられなかったことだ。これが予選でのパフォーマンスに響いてしまった」

「カムイについては早めにピットストップさせる作戦をとったが、それによって有利になることはなかった。セルジオは1周目がすごくよかったので、より標準的な戦略をとることにした。だが、ペレスからはブレーキペダルに問題が起こったとの連絡が入ってきたんだ。何が問題なのかは見当がついたが、安全面では問題がないと確信していた。走行もすぐに安定してきたしね」

「だが、そのためにパフォーマンス面は犠牲になってしまった。特にピットストップの間にウィリアムズに先をこされ、2つも順位を下げてしまうことになった。そしてそれを取り戻すことができなかった」

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