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レッドブル「これでエリートチームの仲間入りができる」

2012年11月19日(月)12:37 pm

サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた第19戦F1アメリカGPで、レッドブルが2012年シーズンのコンストラクターズ選手権(チームランキング)制覇を決めた。レッドブルの同タイトル獲得は3年連続となる。レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーと最高技術責任者のエイドリアン・ニューイ、そしてレッドブルにエンジンを提供するルノーのエンジニア、シリル・デュモンがコメントを寄せた。

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クリスチャン・ホーナー
「コンストラクターズ選手権3連覇は、チームにとって非常に素晴らしいこと。チームで争うこの選手権は、ライバルたちと比較する際の目安であり、チームのメンバーが自分たちのパフォーマンスを判断する重要な指標でもある。ドライバーたちは明らかに名声があり、人々の関心を集めているが、チーム内では完全にみな平等である」

「3年連続でこのタイトルを獲得したのは過去に3チームしかいないため、これでわたしたちもエリートチームの仲間入りができる。こんなにも短時間で達成できたことは、チームのメンバー全員の証しでもある。これはチーム内のすべての人による多大な努力、長時間の労働そして献身のたまもの。チームのひとりひとりがとても誇らしく感じる瞬間である」

エイドリアン・ニューイ
「素晴らしい1年だった。このハットトリック(3連覇)達成をチーム全体にささげたい。私たちが高い水準を維持し、一貫性を貫いたことを証明できた。これは(ファクトリーのある)ミルトンキーンズの人たちの多大なる努力、献身そして才能のおかげある。彼らが今夜、祝杯をあげて祝っているといいね」

「私たちが常に考えていることは、どうやったらクルマを改善できるか、そして次のレースで何ができるかである。厳しいシーズンだったし、私のシーズン前の不安が的中してしまった。サイドに取り付けた排気技術で過去2年間クルマを作り上げてきたが、今年からそれが禁止されて、ライバルたちからだいぶ後れを取ってしまった」

「私たちが目指しているレベルに再びクルマを押し上げるのはかなり困難を極める道のりだった。3度目のタイトル獲得は、わたしたちが1発屋ではないことを示している。トップに君臨し続け、クルマを理解し、一貫性を維持するのはとても簡単なことではない」

「私は2006年にマクラーレンからレッドブルへ移り、自分のキャリアにおけるちょっとしたギャンブルを経験していた。ほとんどゼロの状態のチームに加わり、いつかレースで勝てる日が来ることを夢見ていた。だから初めてタイトルを獲得したときは感動した。実際に夢を実現させ、3回もタイトルを獲得できて最高の気分だよ。みんな夢は持てるが、それをかなえるのは特別なこと。これは私ひとりの力ではなく、チーム全体で成し遂げたこと。チームのひとりひとりにこの優勝をささげたい」

シリル・デュモン
「今日、コンストラクターズ選手権の制覇を決めたことは、レッドブルにとって大きな業績だ。6年で3度タイトルを獲得した。同一チームによる3連覇は2004年(フェラーリが1999年から2004まで6連覇)以来になる。きょうはマーク(ウェバー/レッドブル)にエンジン関連のトラブルが発生し、リタイアとなってしまったため、トラブル無しでのタイトル確定とはいかなかったが、この件ではレッドブルとしっかり対応しているし、まだドライバーズ選手権が残っている。ブラジル(最終戦/25日決勝)もこの調子でがんばるよ」

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