フォース・インディアのポール・ディ・レスタは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGP決勝を13番手からスタートし、15位になった。
ポール・ディ・レスタ
「スタートがうまく決まり、最初の数周はいい位置につけながらよいタイムを刻んで徐々に順位を上げていった。ただ、ピットストップを引っ張り過ぎたかもしれない。タイヤ交換後は冷え切ったタイヤを温めるのに苦労し、最初はセナ(ブルーノ・セナ/ウィリアムズ)、そして次にマルドナード(パストール・マルドナード/ウィリアムズ)から順位を守り切れなかったからね」
「クルマの中でオーバーステア(クルマが曲がりすぎてスピンしやすい状態)と格闘していて、19コーナーでクルマのリアのバランスを失ってスピンしてしまった。後続のクルマを抑えようと力が入り過ぎたのかもしれない。このスピンでタイヤにフラットスポット(タイヤ表面の一部が平らに削れてしまうこと)を作ってしまい、2度目のピットストップをするはめになった。それからは順位を取り戻すのが難しかった。明らかに1ピットストップのレースだったからね」