フェラーリのフェリペ・マッサは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたF1アメリカGP決勝で、11番手からスタートし、4位になった。
フェリペ・マッサ
「僕にとって、今日の結果は勝利にも等しいものだよ。間違いなく今シーズンでは最高のレースだった。今なら11番手からスタートできてよかったと言えるよ。今朝5グリッド降格になるって言われたときには、とてもうれしかったとは言えない。でもチームやチームメート(フェルナンド・アロンソ)を助けるためにそれを受け入れたんだ。そういうことができるドライバーはそれほど多くないと思うよ。でも僕は実直な人間だし、常にチームのためにできる限りのことをやる」
「スタートでは3つ順位を上げた。でもその後ふくらんでしまって、いくつか順位を落としてしまった。それからは力強いペースで走ることができたし、サーキットのいろんな場所で追い抜きにかかることができた。一度に2台まとめて追い抜いたこともあったね」
「今日はできる限りのことをやれたと思う。ベッテルやハミルトンと争うことができたとは思わないけれどね。このサーキットでの走行は本当に楽しめたよ。すごく楽しかったし、雰囲気もとてもよかった。一番好きなサーキットではないかもしれないけれど、お気に入りのひとつだね」
「次は僕にとっての母国レースであるインテルラゴス(ブラジルGP)だ。表彰台に上ってシーズンを終えられればうれしいだろうし、優勝できればなおさらだろうね。でも確かなことは、僕はチームの目標を達成するために、できることは何でもするっていうことさ」
「今日は、たぶんフェルナンドの前でゴールすることもできていたと思う。でもタイトル争いの状況はよく分かっているし、フェラーリのために何をすべきかということもよく分かっている。これまでのキャリアを通じてずっとそうしてきていたようにね」