トロ・ロッソのダニエル・リチャルドは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGP決勝を18番手からスタートし、12位になった。
ダニエル・リチャルド
「今日ほどたくさんのクルマを追い抜いたレースは人生初めて! 1コーナーは特におもしろいね。僕にとって、お気に入りの追い抜きポイントになったよ。2台を同時に抜き去った周回もあったんだ」
「今日まであまり順調な週末を過ごせていなかったから、昨日の予選で不本意な結果に終わってしまったときは特に落胆していた。それもあって、今日はとても気合を入れてレースに臨んだよ。ポイントは獲得できなかったけど、持てる力をすべて出し切った。12位という順位は、今の力を考えるとたぶん最高の結果だったと思う」
「スタートでは、路面が汚れている偶数列はとても滑りやすく、マルシャの2台が前に出てきてどっちかとの接触があった。フロントウイングにダメージを負ってしまったのではと心配したけど、クルマは大丈夫そうだったのでそのままレースを続けることができた。それ以降はクルマの力を限界まで出し切れたと思う」
「ソフト側のタイヤには非常に競争力があったから、かなり長い距離を走った。ハード側にタイヤを交換してからは、予想よりはましだったものの、ソフト側で稼いだ貯金を少し使ってしまう結果になった。でも心の中では、ベストを尽くせたって思っている」