サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGP予選でザウバーでは、セルジオ・ペレスが15番手、小林可夢偉が16番手になった。チーム代表とモニシャ・カルテンボーンと、トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラが、予選を振り返った。
モニシャ・カルテンボーン
「この予選結果はチーム全体にとってとても残念な結果でした。3回目のフリー走行のタイムに届かなかったのは、何が原因だったのかは分かっていません。これをレースで挽回(ばんかい)するには、エンジニアたちの腕にかかっています」
ジャンパオロ・ダラーラ
「フリー走行3回目の後、われわれはもっといいタイムを期待していた。特別大きなセットアップの変更もしておらず、自信を持って予選を迎えた。しかし、予選ではどちらのドライバーもグリップがないと報告してきた。そのため、周回数を多くしてタイヤを暖める作戦をとったが、それさえも予想した結果につなげることができなかった」
「どうやってもグリップやバランスが午前中(フリー走行3回目)と同じレベルまで向上させられなかった。データを細かく検証して、何が良くなかったのかを明らかにしなければならない。もちろんレースは別の話だが、このグリッド順位が不利に働くことは明らかだ」