F1ヨーロッパGPの舞台であるバレンシアで、アブダビにあるようなフェラーリのテーマパークを建設するための交渉は決裂したと報道された。
『EFE通信』によるとバレンシア州政府は、民間企業が出資するフェラーリ・ワールドが、現在もそして将来も、バレンシア州からの資金なしで運営できるとの保証を取り付けられなかったようだ。
「いい投資だし、興味深い投資でもある。しかし、バレンシア州の政府、あるいは地域の資金を使って造るようなことはしない」と、副知事のホセ・シスカルは指摘し、次のように加えた。
「それがバレンシアに1ユーロたりとも出費させないという、交渉の大前提について妥協をすることはない」