HRTの育成ドライバーであるマ・チンホワは、サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたF1アメリカGPフリー走行1回目に出走。19周を周回して、ベストタイムは1分48秒559を記録し、24番手になった。
マ・チンホワ
「F1で走ることはいつも特別なことだけれど、こういう新しいサーキットで走るのはワクワクすると同時に、大きな責任も感じる。新しいコースだということは、やるべきことがかなりたくさんあるということだ。エンジニアのシミュレーションから得るもの以外、以前のデータも経験もないからね。だからプログラムは、最初からコースに出て走り、クルマの基本的なセットアップに取り組むと同時にコースも覚えることだった」
「午前(フリー走行1回目)のコンディションはかなり難しいものだったよ。コースがすごくほこりっぽくて滑りやすかったし、寒かったから走りにくかった。でも、状況は1周ごとに良くなって、ラップタイムも感触も良くなっていった。なるべくたくさんのデータを集めることが重要だったけれど、不必要なリスクを冒さないことも大事だった。まだ改善の余地はあるけれど、僕たちがやった仕事には結構満足しているよ」