F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、テキサス州とニューヨークに続いてロサンゼルスでのF1開催を目指すのかもしれない。
今週エクレストンは、アメリカはヨーロッパと同じくらい広く、F1にとっては大きな市場なのだから、カレンダーにもっとアメリカでのレースが入るべきだと述べている。
2007年以降アメリカでF1は開催されていなかったが、テキサス州オースティンに新設されたサーキット・オブ・ジ・アメリカズで、5年ぶりのF1アメリカGP(11月18日決勝)が開催される。
ニューヨークの対岸、ニュージャージーでの市街地レースも2013年に予定されていたが、これは2014年以降に延期されている。
次はロサンゼルスかと『Associated Press(AP通信)』に聞かれると、エクレストンは「もしかしたら将来(そこで)何かできるかもしれないね」と答えた。
今回のアメリカGPを最初に構想したタヴォ・ヘルムンドは、以前F1が開催されていたメキシコシティーのコースでのF1メキシコGP復活を目指していることを認めている。
「南北アメリカ大陸は広いから、おそらくグランプリを5、6回はやれる」とヘルムンドはオースティンの地元紙『Austin American Statesman(オースティン・アメリカン・ステイツマン)』に話している。