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コバライネン、F1を去る可能性を認める

2012年11月17日(土)4:57 am

ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)が、今シーズン限りでF1を去る可能性があることを認めた。

コバライネンは評価の高いドライバーだが、ケーターハムは2013年のドライバーに関して、スポンサーからの資金を持っているリザーブドライバーのギド・ヴァン・デル・ガルデとの交代を考えていると伝えられている。

これは、チーム別のコンストラクターズ選手権でケーターハムが上位10チームに入れない可能性があるためだ。F1チームには、コンコルド協定に基づいて順位に応じた分配金が入るが、現在の11位のままだった場合、数百万ユーロと言われる分配金を得ることができない。

31歳のコバライネンは、レースドライバーのシートを失った場合、テストドライバーとしてF1復帰を目指すことは考えていないと語った。

「もしレースドライバーができないなら、何かまったく別のことをすると思う」というコバライネンのコメントをオランダの『RTL』サイトが伝えている。

「いくつか考えはあるけれど、真剣に考えてみたことはないんだ」

「F1以外、興味のあることはほとんどない。スポーツカー(のレース)でさえね」

「DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)は? ない。アメリカ(インディーやNASCAR)は? ない。唯一興味があるのはラリーだけれど、それがいかに難しいかは目にしてきているよね」

オランダ『RTL』によると、コバライネンがF1アメリカGP(11月18日決勝)とF1ブラジルGP(11月25日決勝)の2戦でポイント圏外だった場合、80年代のイタリア人ドライバー、ピエルカルロ・ギンザーニが持つ連続無得点記録を更新するという。

「もちろん、連続得点記録のほうがいいよ。でも、しょうがないよね」とコバライネンは答えている。

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