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2014年F1、トロ・ロッソとフォース・インディアがエンジン変更か

2012年11月16日(金)12:54 pm

2014年からF1のエンジンがV6ターボに変わるのに合わせて、トロ・ロッソとフォース・インディアがエンジン供給元を変える可能性があるようだ。

レッドブルの姉妹チームであるトロ・ロッソは、長年フェラーリエンジンを使用してきたが、V8エンジンの終えんを受けて、2014年からはレッドブルと同じルノーエンジンに変わると『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が報じた。

レッドブルは、ルノー最大のパートナーであり、自動車メーカーが直接運営する「ワークス」チームと同等の待遇を受けている。また、ルノーと提携する日産の海外向け高級車ブランド、インフィニティとパートナーシップを締結している。

さらに『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、「フォース・インディアが2014年にメルセデスからフェラーリエンジンに変更するといううわさがある」とも伝えている。

フォース・インディアは否定しているが、今のところ「信じられるほど強い否定ではない」と記者のミハエル・シュミットは書いている。

トロ・ロッソとフォース・インディアがエンジン供給元を変えるのは、費用が原因である可能性もある。2014年からエンジン規定が変わるため、その価格も上がると言われており、現在のおよそ800万ユーロ(約8億円)から、高いものでは2,000万ユーロ(約20億円)に跳ね上がるという。

しかしトロ・ロッソに関しては、おそらくより現実的な理由があるのだろう。姉妹チームのレッドブルと同じルノーエンジンを使用すれば、ルノーエンジンに合わせたギアボックスやKERS(運動エネルギー回生システム)、油圧システムなどをレッドブルから提供してもらうことも可能になるからだ。

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