NEXT...F1開催スケジュール

アロンソは「最後の最後まで戦うだろう」とラウダ

2012年11月16日(金)23:51 pm

セバスチャン・ベッテル(レッドブル)とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の両者は、共に2012年のF1王者に相応しい。

どちらが3度目の王座獲得にふさわしいかという討論が、近頃のF1のパドックで盛んに行われている。フェラーリの「サムライ」スタイルのアロンソか。それともフェラーリよりも速いレッドブルを駆り、2010年、2011年とF1連覇を成し遂げたセバスチャン・ベッテルか。

現役時代に3度のF1ワールドチャンピオンとなった伝説的元F1ドライバーのニキ・ラウダは「彼らのどちらも本当に強い。だから、私はふたりとも祝福するね」と、スペインの『EFE通信』に自らの意見を述べている。

「しかし、レッドブルは(フェラーリよりも)0.5秒速い。そこがカギだ」

「追い抜きの技量や戦略のといったところでは、彼らは互角だ。アロンソにはより多くの経験があり、それが強みになっている」

「ベッテルがタイトルを獲得すると思うが、アロンソがそう簡単にはさせないだろうし、最後の最後まで戦うだろうね」とラウダはオースティン(F1アメリカGP開催地)で語っている。

だが、ベッテルの優位を認めてはいるものの、ほとんどのF1関係者はアロンソがタイトルを獲得した方がいいと思っているため、パドックの中には不満を述べている者もいるようだ。

「そんなことはないと思う」と、『Sport1(シュポルト1)』でそれに反論しているのは、フォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグだ。「セバスチャンはすごい人気者だよ」とヒュルケンベルグは続けている。

「きっとタイトル争いには付きものの単なる心理ゲームだと思うね。レッドブルはいいクルーと、いいドライバーをそろえた、いいチームなんだよ」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック