フィアット・クライスラー・ジャパンが15日(木)、新フラッグシップサルーン「クライスラー300」と、コンパクトカー「クライスラー・イプシロン」を12月15日(土)に発売すると発表。価格は300が398万円から538万円。イプシロンは235万円から260万円。クライスラーブランドとしては、4年半ぶりの新モデル投入となる。
300は、3.6リッターのV6エンジンを搭載するフルサイズセダン。クライスラー・セダンの伝統を現代的な洗練度と最新のテクノロジーと組み合わせた。正統派の後輪駆動セダンとしてクラシックな風格をただよせながらもLEDクリアランスランプなど細部処理で現代的なエレガンスを表現する。また、65項目を超える最高水準の安全装備を備え、「リミテッド」と「ラグジュアリー」の2モデルが用意された。
イプシロンは、0.9リッターの2気筒ツインエアエンジンとインタークーラー付ターボを組み合わせたコンパクトカー。5ドアでありながら、リアドアのアウターハンドルを2本のラインが交差するピラーの付け根に巧妙に隠し、クーペのような外観を作り出している。また、クライスラーとして過去最高となる19.3km/l(JC08モード)の燃費を達成した。「ゴールド」と「プラチナ」の2モデルが用意されている。