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F1ドライバーの資格はあるとベルニュ

2012年11月14日(水)15:14 pm

自分はまだF1ドライバーの資格が十分あるし、チームの信頼もあると、ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)は考えている。

レッドブルの姉妹チーであるトロ・ロッソから今季F1に上がった22歳の若手フランス人、ベルニュの初年度は、ここまでアップダウンの繰り返しだ。

チームメートは、ベルニュより若干F1経験が長いオーストラリア出身のダニエル・リチャルド。ベルニュは、獲得ポイントこそリチャルドを上回るものの、8度も予選Q1セッションで敗退を経験するなど、成績はチグハグだ。

それでもトロ・ロッソは2013年もベルニュを起用することをすでに発表している。

ベルニュはフランス『L’Equipe(レキップ)』紙に次のように語る。「これでいい弾みがついたよ」

「チームは、僕がこれからさらに強力なF1ドライバーになると信じている。これはその裏付けさ」

「今季もそろそろ終わるけれど、僕だって自分を信じる。もっとよくやれる気がするんだ。チームも同じ気持さ。それが来年に向けての自信につながっている」

チーム代表のフランツ・トストは、少なくとも2シーズンはベルニュとリチャルドを組ませるのが“常に”基本方針と、F1公式サイトに次のように話している。

「F1に慣れるには時間がかかる。すべてのサーキットやチーム全体を知る必要があるのだ」

「どれだけ若くても、F1ドライバーとしてスタートするからには、とても短い時間に覚えることが多くてたいへんだ。だから、2年という時間がドライバーたちには必要なんだ」

つい先日もレッドブル代表クリスチャン・ホーナーは、ドライバーのひとりであるマーク・ウェバーが2013年にチームを離れたら、翌年の候補は相変わらずベルニュとリチャルドであることをほのめかしている。

ベルニュは、「何が起きてもおかしくないね。今は2012年だし、トロ・ロッソであと1年残っている。2014年なんて遠い先のことすぎて、考えが及ばないよ」と語った。

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