フォース・インディアのポール・ディ・レスタが、テキサス州オースティンに新しく完成したサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1アメリカGP(11月18日決勝)に向けて意気込みを語った。
Q:ポール、F1アブダビGPでポイントこそ獲得しましたが、もう少し上位にいけた感触も残ったのではないでしょうか?
ディ・レスタ:何かと盛りだくさんのレースだったし、1周目にパンクしたことを考えると、ポイントを取れただけでも良しとしなくちゃね。新しいシャシーに交換したのは正解だったと思う。間違いなく性能レベルは上がったよ。決勝ペースではマシンの力強さを感じた。たくさんのクルマを追い越したけれど、パンクさえなければさらに好結果をあげられたと思う。
Q:アブダビGPでは、ライバルのザウバーとウィリアムズがそれぞれポイントを獲得しました。選手権についてはどんな見方をしていますか?
ディ・レスタ:突拍子もないことが起きない限り、ザウバーは手が届かないかもしれないね。ウィリアムズはアブダビでがんばっていたけれど、彼らの攻撃は跳ねのけることが可能だと思う。オースティンのレースは未知数のところがある。新しいコースだから、新舗装やスムーズな路面のアブダビと似た展開になるんじゃないかな。ということは、僕らの戦闘力もかなりのレベルと考えるのが妥当だね。
Q:オースティンの新コース対策は?
ディ・レスタ:正直いって、それほど予習をしてないんだよね。これまでサーキットの地図を見たぐらいかな。12日(月)に予定されているシミュレーターのセッションが主な準備作業となる。アメリカには新たな気分で乗り込むつもりだよ。