マクラーレンのジェンソン・バトンが、テキサス州オースティンに新しく完成したサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われるF1アメリカGP(11月18日決勝)に向けて意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「新しいサーキットを訪れるのはいつだっておもしろい挑戦だよ。今までとは異なるアプローチになる。木曜日にサーキットを歩くんだけど、この最初の数周がいわゆる実地踏査となり、特徴をたたき込むんだ。サーキットの全体像を作り上げたり、最大限にコースをいかすためには何が求められているか理解するため、さまざまな情報源から多くのデータを集めるのさ」
「図面では、このサーキットがすべての要素をちょっとずつ兼ね備えているように見える。平面図はどこかで見たような感じだね。シルバーストン(イギリスGP開催地)の(名物S字コーナー)マゴッツ/ベケッツの要素もあるし、イスタンブールパーク(トルコGP開催地)のターン8の逆バージョンもある。それにホッケンハイム(ドイツGP開催地)のインフィールドに似た場所もあるね」
「こういった要素が混ざり合うことで満足のいくものになるかどうかはまだわからないけど、急なコーナーにつながる長い直線もいくつかあるから、せめて追い抜きが可能なチャンスはあるだろうね」
「素晴らしい週末になりそうだね。オースティンの街や人々、そしてサーキットを見るのが本当に待ち遠しいよ。最高だと思うよ」