F1の最高権威バーニー・エクレストンは、もしコカ・コーラがF1のスポンサーになるなら、コカ・コーラとしてではなく、同社が抱える「エナジードリンク」ブランドとして参入するだろうと認めた。
今年の初め、世界で最も知名度の高い企業に数えられるコカ・コーラがF1参入をもくろんでいるかもしれないと報じられた。
情報筋がビジネスジャーナリストのクリスチャン・シルトに伝えたところによると、最終的にマクラーレンは不振にあえぐチームの看板スポンサー、ボーダフォンに代わってコカ・コーラと契約できるかもしれないという。
一連のうわさについて尋ねられたエクレストンは、『Eurosport(ユーロスポーツ)』に次のように話した。
「コカ・コーラの会長はとても親しい友人だが、広報の代表が常々、F1が彼らにとって良いものではないと言っていた」
しかし、エクレストンは「もしコカ・コーラがF1に参入するとしたら、それはエナジードリンクのブランドとしてであろう。コカ・コーラではなく」と認めた。
シルトいわく、コカ・コーラの代表的なエナジードリンクのブランドは「リレントレス」であり、ウィキペディアによると「レッドブルなどのエナジードリンクと同等」とされる。
ところが、エクレストンは警告する。
「誰もレッドブルを敵に回したくはないだろう」