フォース・インディアはまだ来季のドライバーを発表していないが、ポール・ディ・レスタについては、2013年もチームに残留して3年目のシーズンを迎えることが確実と見られている。
ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』に契約について聞かれたディ・レスタは、「それについては話し合いをしないというのがチームの方針なんだ。でも心配はしていないよ」と答えたという。
「ちっとも心配していない」とディ・レスタは続けている。
ディ・レスタの動向より注目されているのは、来季ザウバーに移籍するチームメートのニコ・ヒュルケンベルグの後任が誰になるのかという点だ。候補としては、2011年までチームに在籍していたエイドリアン・スーティルや、現在リザーブドライバーを務める若手のジュール・ビアンキなどの名前が挙がっている。
「ルーキーがチームに入ってきても、誰か強いドライバーが入ってきても、うまく対処できると思う」とディ・レスタは語っている。
「経験も十分あるし、チームの一員として十分長くやってきたと思っている」
さらに、誰がチームメートとして一番望ましいかと聞かれたディ・レスタは、こう答えた。「本当に正直なところ、どうでもいいんだ。決めるのは僕ではないし、僕が心配することでもない」
「僕は、コース上で仕事をするために雇われているんだ」