ケーターハムの2013年のシートには現在同チームのリザーブドライバーを務めているギド・ヴァン・デル・ガルデが収まるだろうとみられている。さらに、もうひとつのシートに関しては、ヴァン・デル・ガルデと同様に潤沢(じゅんたくな)資金援助を取り付けているシャルル・ピックが、マルシャから移籍してくるという憶測が広がっている。
この事態が現実となると、高い評価を得ているものの、スポンサーを持っていないヘイキ・コバライネンがケーターハムのシートを失うことになる。
ヴァン・デル・ガルデは今週、ヤス・マリーナ・サーキット(アブダビGP開催サーキット)で開催されている若手ドライバーテストにケーターハムから参加。だが、来週末オースティンで開幕するアメリカGP(11月18日決勝)では、金曜のフリー走行1回目には出走しない予定となっている。
「そこ(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ/アメリカGP開催サーキット)は新しいサーキットだ。だから、レースドライバーたちは目一杯の時間をクルマで費やさなくちゃいけないんだ」というヴァン・デル・ガルデのコメントを『De Telegraaf(テレグラフ)』紙は伝えている。
またその記事は、ヴァン・デル・ガルデが今シーズンの最終戦ブラジルGPの金曜のフリー走行に再び出場する(11月25日決勝)とも報じている。