最近ケーターハムに加わったシリル・アビテブールが、同チームの創設者であり現チーム代表であるトニー・フェルナンデスの後継者になるのではないかとささやかれていたが、8日(木)にケーターハムがアビテブールのチーム代表就任を正式に発表した。
ルノーと共同で開発した新しいスポーツカーの発表を行ったフェルナンデスは今週、自身がケーターハムのF1チーム代表の座から降りるという報道を認めた。
最初のうわさでは、フェルナンデスの後継者にジャン・フランソワ・コーべの名前が挙げられていた。ルノー・スポールF1のマネージングディレクターとしてコーべが臨んだ最後のレースが、先週末に開催されたF1アブダビGP(11月4日決勝)だった。
しかし、もうひとりのルノーの重要なメンバーが最近、ルノーを去っていた。それがアビテブールだ。
アビテブールはケーターハムF1の最高責任者として9月に契約を交わしていた。
先日、アビテブールが近い将来にケーターハムの代表になるのかとの質問を受けたフェルナンデスは「現時点では、ノーだ。いずれなるかもしれないがね」と答えた。
フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙は7日(水)、アビテブールは確実にフェルナンデスの後を継ぐであろうと報じていた。