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2013年F1フランスGPをマニ-クールで開催したいとF1のボス

2012年11月08日(木)3:37 am

F1最高責任者であるバーニー・エクレストンが、2013年にF1フランスGPが復活することになれば、その開催地としてはマニ-クールがふさわしいだろうと発言している。

先週末のアブダビGPに、かつて4度F1チャンピオンに輝いた元F1ドライバーのアラン・プロストが姿をみせていた。プロストの訪問は、エクレストンと、もうひとつのフランスGP開催候補地であるポール・リカールでのレース開催権料や見込み投資家についての話をするためだったとみられている。

だが、エクレストンはドイツの『Auto Bild Motorsport(アウト・ビルト・モートアシュポルト)』に対し、「もし、(来年)フランスでGPを開催するとすれば、それはマニ-クールになるだろう」と語った。

2008年に首都パリから約250キロメートル離れた田舎町にあるマニ-クール・サーキットで開催されたのを最後に、フランスGPはF1カレンダーから姿を消してしまっている。

来シーズンに初開催が計画されていたアメリカ・ニュージャージーでのレースが事実上開催不能となったことで、来年は全20レースだった予定が19レースに減ることになった。そうした背景のもと、F1に3人のフランス人ドライバーが出走していることもあり、エクレストンもフランスもフランスGPの復活を真剣に検討しているようだ。

最近までは、ポール・リカールがフランスGP復活の際の最有力開催地候補だと考えられていた。というのも、ポール・リカールの実質的なオーナーがエクレストンであるためだ。

しかし、エクレストンは、ポール・リカールの所有者は自分ではなく、「バンビーノ」と呼ばれるエクレストンの家族信託の一部に過ぎず、それは「自分とは関係ない」と主張するとともに、次のように続けた。

「もしフランスでやるなら、マニ-クールになるだろう」

さらに、エクレストンはフランスGPの開催日程の候補として、第9戦イギリスGPの1週間前となる6月23日(日)に決勝を行う可能性が高いことを認め、「それなら都合がいいだろう?」と続けている。

ニュージャージーでのレースはジャージーGP(仮称)として、第7戦カナダGP(6月9日予定)の1週間後の6月16日(日)に第8戦として開催されることになっていた。このレースが中止となることで、現状では、カナダGPから次のイギリスGP(6月30日予定)まで3週間も間が空いてしまうことになっている。

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