マルシャのティモ・グロックは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビGP決勝を21番手からスタートし、14位になった。
ティモ・グロック
「昨日の予選では手こずったけど、今日のレースはペースがよくてうまくいったよ。1周目で僕はシャルル(ピック/チームメート)の後ろにいたんだけど、運悪く彼のクルマのリアに接触してしまった。これで僕は1回目のピットストップまで空力を若干失うことになった」
「ヘイキ(コバライネン/ケーターハム)について行こうとしたけど、僕はアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態のこと)に苦しめられていたから、彼のほうがセクター1で速かった。でも、うしろのペトロフ(ビタリー・ペトロフ/ケーターハム)との差を広げることができて、最後まで抜かれることはなかった」
「ほかのチームと比べて僕たちのピットストップはとても素晴らしかったし、トップスピードもよかった。少しの間、中団チームの前でレースできたしね。どっちみち抜かれはしたけど、つかの間のレースを楽しんだよ。最後の周回でセルジオ・ペレス(ザウバー)とのよいバトルがあった。ペレスはDRS(空気抵抗低減システム/可変式 リアウイング)を使っていたけど、僕は追い抜かれなかったよ。いい週末の終わりかただった。残りの2戦を楽しみにしている」