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ザウバー「可夢偉はトラブルを抱えながら素晴らしいパフォーマンスだった」

2012年11月05日(月)7:27 am

F1アブダビGP決勝でザウバーでは、小林可夢偉が6位、セルジオ・ペレスが15位だった。チーム代表のモニシャ・カルテンボーンと、トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラがレースを振り返った。

F1第18戦アブダビGP土曜 写真ギャラリー

モニシャ・カルテンボーン
「とても満足しているわ。今日獲得した8ポイントは、コンストラクターズ選手権(チームランキング)において本当に価値あるポイント。これでチームは1つ上の順位をねらえる位置につけられた。可夢偉はダウンシフト(ギアを落とすこと)に問題を抱えていたにも関わらず、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた。今日、たくさんポイントを獲得できる位置につけていただけに、セルジオに関しては不運だった。とは言っても、残り2戦が楽しみだし、できる限りのことを尽くしてチームは戦うつもりよ」

ジャンパオロ・ダラーラ
「レースは楽な展開になりそうだったが、そうはならなかった。スタートでドライバー2人ともうまくアクシデントを避け、1周目が終わった時点で8番手と9番手まで順位を上げていた。それに直接のライバル数台が私たちより後ろにいたし、10周あたりまですべてがうまくいっているかのように見えた」

「そんなときに、最初のセーフティカーが入り、せっかく築いた後続との差がゼロになってしまった。予定通り、ピットストップは1回だけ行い、両ドライバーとも順調に順位を上げ、よい走りを見せてくれていた。そうしたらセルジオのアクシデントときた。でも2台のうち1台(ペレス)が順位を落としても、もう1台(可夢偉)が順位を上げていた点が救いだね」

「可夢偉のクルマは問題を抱えていたために、パフォーマンスに影響がでていたけど、しっかり対応できていたよ。可夢偉はダウンシフトに問題を抱えていた。つまり、KERS(カーズ/運動エネルギー回生システム)を十分にチャージできなくなっていたから、思うように加速できないでいた。ポイントを少し取りこぼしたことは残念だが、これがレースというものさ。われわれのペースはよかったので、残りもしっかり戦い続ける」

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