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アロンソ「決してあきらめず、最後まで戦う術を知っている」

2012年11月02日(金)17:19 pm

フェラーリのフェルナンド・アロンソが、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるアブダビGP(11月4日決勝)に向けて意気込みを語った。

「僕たちは決してあきらめず、最後まで戦う術を知っていると証明してきた。とてもストレスがたまりやすく、難しい状況になったとしても、僕たちは100%の力を出すことができる。それに、このチームはタイトル争いの経験が多い」

「みんなとてもモチベーションが高いし、インド(前戦)では、レッドブルに比べてペースがいいという兆候も見られた。特に土曜(予選)で、あとコンマ数秒削る必要があるけどね。そのうえ、いろいろなところを改良してきているんだ。アメリカ(11月18日決勝)では、さらなる改良も予定している。シーズン中には浮き沈みがあるものだけど、レッドブルは4連続で“浮き”の状態だから、遅かれ早かれ、沈むはずだよ!」

「今回のレースに向けて、今まで以上に万全の準備を整えようとしてきた。新パーツを持ち込んでいるから、明日(2日/金)に試してみるよ。これでレッドブルとの差がなくなるとは思っていない。インドとアブダビの間に5日しかなかったからね。F1に魔法なんてないんだ」

「でも、彼らにとっては楽なレースが4戦続いたから、彼らにプレッシャーをかけていく。彼らが完ぺきな仕事をできなかったとき、それを最大限に利用するよう、できるだけ差をつめておきたい。逆に僕たちは、これからの3レースで完ぺきな週末にする必要があるね」

「メカニカル面でトラブルが起こる可能性は、常に潜んでいる。彼らだけじゃなく、僕らだって同じことだよ。強力なクルマに仕上げる必要があるんだ。残りの3戦でメカニカル面のトラブルを起こさないようにね」

「レッドブルが少し心配な面を抱えているのは分かっている。インドではウェバー(マーク・ウェバー)のKERS(運動エネルギー回生システム)にトラブルがあったからね。だからこそ、限界まで彼らを攻める必要があるんだ。まあ、もしベッテル(セバスチャン・ベッテル)にトラブルがあったとしても、後続を10秒も引き離していたから誰も気付かなかっただろうね」

「タイトルを取り逃した2010年のここでのレースについては考えていない。今年の最終戦ブラジルGP(11月25日決勝)でタイトルを獲得したいんだ。KERSとDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)があるから、ほかのクルマに前をふさがれ続け、タイトルを失った2010年と同じような状況にはならないと思うよ。この2年間でKERSとDRSによって追い抜きが増え、レースが盛り上がっているからね」

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