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グロジャンはロータスのシートに見合う実力者だとチーム関係者

2012年11月02日(金)12:38 pm

ロータスが、2013年のドライバーラインアップを決めたようだ。今週、ロータスは2007年のワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンのチーム残留を正式発表したが、その際ライコネンのチームメートについては触れられず、ロメ・グロジャン(ロータス)の去就が注目されていた。

グロジャンは2012年シーズンを追うファンのみならず、関係者にも強烈な印象を与えてきた。レースの序盤、多くはスタート直後の数コーナーのうちにほかのクルマに接触し、相手をリタイアに追い込む場面が非常に多く見られているのだ。

イタリアGPではついに1戦出場停止処分を受け、復帰後の日本GP、韓国GPあたりでは“次にまた多重クラッシュを引き起こせば、1戦出場停止処分では済まされない”という緊張感の中で走っていた。

しかし、先日のインドGPを含め、このところ安定した走りをしているグロジャンはF1に「居場所がある」とロータスのチーム代表エリック・ブーリエが話している。

ライコネンの2013年残留発表後に取材に応じたブーリエは、グロジャンはシーズン中盤のスランプや、韓国GP当時の緊張感から立ち直りつつあるとの考えを明かした。

インドGPでのグロジャンの走りについてブーリエは「やや危ない部分もあった韓国GPと比べると、レースをして戦う感じが戻ってきたようだ」と話し、こう続けた。

「これはいい兆候だね。グロジャンは復活しつつある。F1にふさわしい実力の持ち主だと証明しつつあるよ」

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