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アロンソ「1周1周を120パーセントで走った結果」

2012年10月29日(月)1:54 am

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGP決勝を5番手からスタートし、2位になった。

F1第17戦インドGP日曜 写真ギャラリー

フェルナンド・アロンソ
「レッドブルと戦えるけど、僕たちのクルマで勝つことはできない。今年もまた、予選より決勝で格段にいい走りをしている"アロンソ"がいる。最高のスタートに素晴らしい1周目、トップスピードの速さと的確なタイヤマネジメントに加え、60周あるレースの1周1周を120パーセントで走った結果が、この2位さ」

「僕たちはレースのたびにやるべきことをやってきた。もし、最後の最後でタイトルを手にするようなことがあったとする。でも誰も、"ほかのドライバーがミスしたおかげでとれた"なんて言えないはずさ。だって僕たちはいつだってレースで最大限の力を出し切っているんだから」

「次戦のアブダビ(11月4日決勝)に持ち込む改良があるから1歩前進できると期待しよう。次で首位とのポイント差を詰めないと厳しくなる。残り3戦で最大75ポイントは大きいよ。予選のパフォーマンス改善が必須なのはみんな百も承知だけど、僕はまだ楽観的に考えているよ」

「今日が今シーズンのベストレースだったかはわからない。こういった類のことを決めるのはいつだって難しいからね。個人的にはバレンシア(第8戦ヨーロッパGP/母国GPで予選11番手から大逆転劇し優勝)とモンツァ(第13戦イタリアGP/フェラーリの母国GPで3位表彰台)への思い入れが強いけど、今日も間違いなくそれに匹敵するレースだった。スタートからゴールまで果敢に攻めたよ」

「ここ最近のレースよりリスクを冒して追い抜きに行った。スタート直後にマクラーレン勢のスリップストリーム(前のクルマの直後に入ることで空気抵抗を削減し、スピードを上げること)に入って抜きにかかった。マクラーレンの2台は味方同士でバトルしていて、僕の存在を忘れてしまっていたかのようだったから、とりあえず片方を追い抜くことに成功した」

「そして数周後にバトン(ジェンソン・バトン/マクラーレン)をかわしたけど、この数周のバトルでタイムを失った間にレッドブルの2台にリードを広げられてしまった。タイヤ交換をした後は、前のウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)のKERS(運動エネルギー回生システム)に問題が発生し、追い抜くことができた。また今回も"レースでは何が起こるかわからない"って実感したね。それに"レースはいつだって長くて難しい"ともね…」

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