HRTのペドロ・デ・ラ・ロサは、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGP決勝を22番手からスタートしたが、マシントラブルからクラッシュし、リタイアした。
ペドロ・デ・ラ・ロサ
「クルマはハード側のタイヤで良い走りをしていただけに、リタイアせざるを得なかったのは残念。なんの前触れもなく、いきなりブレーキがきかなくなってね。このサーキットは、急激なブレーキングを必要とするコーナーが3つ連続しているからクルマにはとてもきついコースなんだ。それにこの気温の高さとあれば(ブレーキの)問題が発生してもおかしくは無かった」
「でも、大切なことは僕が無事だっていうことと、クルマが次戦のアブダビ(11月4日決勝)に向けてさほどダメージを負わなかったこと。僕たちはなぜこの問題が発生したのか理由を突き止めて解決しなくちゃいけない。なんせアブダビもまたブレーキに厳しいサーキットだからね」