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グロック「予選でクルマのバランスの問題がぶり返した」

2012年10月28日(日)4:04 am

マルシャのティモ・グロックは、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGPフリー走行3回目で、20周を周回してベストタイムは1分29秒617で21番手。予選では、1分29秒613で21番手になった。

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ティモ・グロック
「今朝のフリー走行3回目はよかったのに、予選が始まったとたんまたクルマのバランスの問題がぶり返したんだ。路面は汚れていたけど、レーシングライン上のグリップレベルは高かったよ。ただ、僕たちはそれをいかしきれなかった。右側のフロントタイヤに熱を入れられなかったからね。ハード側のタイヤで行った最初のアタックで僕はそこそこのタイムを出せた」

「タイヤをソフト側に変えて再びアタックをしたんだ。クルマの感触も良く、セクター1をかなりうまく走れた。ペレス(セルジオ・ペレス/ザウバー)から効果的なスリップストリーム(前のクルマの直後に入ることで空気抵抗を削減し、スピードを上げること)を受けられ、すでにコンマ4秒も速かった」

「でも、例の右フロントタイヤに熱が伝わらなかったこともあって、コースから外れて大きなフラットスポット(表面が平らに削れてしまう現象)を作ってしまい、実質的には3つのタイヤでコーナーを曲がっていたよ。それにターン10ではDRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を作動できず、ソフト側のタイヤでの最速ラップを途中で終わらせなけらばならなかった」

「全体的に見て、決勝だけでなく、予選でもケーターハムとの差を縮めることができて満足しているよ。僕たちにKERS(運動エネルギー回生システム)が無いことを考えれば、これはチーム全体にとってとても喜ばしいことさ。でも、今日起きたバランスの問題のせいで、ペトロフ(ビタリー・ペトロフ/ケーターハム)とコバライネン(ヘイキ・コバライネン/ケーターハム)の間に割って入れなかったのは残念だった。手の届く範囲だっただけに、悔やまれるね」

「明日だけど、僕たちにはいい戦略があるし、選択肢もいくつかある。目標は前を走るクルマとよいバトルをして僕たちにとってのベストの結果を出すこと。クルーたちの努力と走行の合間の素早い対処に感謝したい。それにシーズンの最後の最後までがんばってくれたファクトリーにもね」

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