メルセデスAMGのミハエル・シューマッハは、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGPを14番手からスタートし、55周を消化した時点でクルマを降りたものの、22位完走扱いとなった。
また、レース中周回遅れになる際に提示される青旗を無視したとして審議対象になっていたが、競技委員のスチュワードは問題となった場面でロメ・グロジャン(ロータス)が十分にシューマッハへ近づいていなかったとして、ペナルティーを科さないことに決めている。
ミハエル・シューマッハ
「今日はまったく満足できないレースだった。事実上、スタート直後に終わっていたよ。パンクしてピットへ戻るためにかなりの時間を失ってしまったし、そこでポイント獲得の望みは消えてしまった。そのいっぽうで、ペースはかなりよかったよ。でもそこから順位をばん回するにはかなり後ろになりすぎてしまっていたね。結局、技術的な理由でリタイアせざるをえなかった」