ロータスの予算が今季後半戦の活躍を阻んでいるとキミ・ライコネン(ロータス)が認めた。
計算上ではまだタイトルのチャンスがあるものの、ライコネンはロータスがもはやトップチームのクルマの速さについていけない事を『MTV3』に明かした。
「僕らもいつもクルマを速くする努力はしているんだ。だけど、もっと予算と人数のあるチームは話が別だよ。そういう大きなトップチームとも争う事ができるんだから、現実的に言えば今季はよくやったほうだと思うよ」
かつてフェラーリとマクラーレンのドライバーを務めたライコネンと、チームメートのロメ・グロジャンは共に2013年もチームに残留するとみられている。
「正直なところ、どちらのドライバーにも来季の選択肢はあるんだ」とチーム代表のエリック・ブーリエがフランスの『RMC Sport(RMCスポルト)』に語っている。
「(来季のドライバーは)もうすぐ発表するよ。シーズンが終わる前には必ずね」と、未だに契約がまとまっていない事をほのめかしながらも、「私が心配しているように見えるかい?」と、余裕な表情を見せた。