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バトン、ウェバーにベッテルを援護するよう助言

2012年10月26日(金)10:22 am

ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、レッドブルのマーク・ウェバーに対し、今シーズンが終了するまでは、現在選手権をリードしているチームメートを援護する役割に回るようアドバイスを送っている。

今シーズンは第16戦韓国GPが終了した時点で8人の勝者が誕生するという、F1史上まれに見るほどの大混戦となっている。そんな中、2010年、2011年シーズンとF1を連覇したディフェンディングチャンピオンのセバスチャン・ベッテルがここ最近のレースで3連勝を飾り、ついにドライバーズランキングのトップに躍り出た。しかし、2位のフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とのポイント差はわずか4ポイントしかない。

その一方でウェバーは残り4戦となった現時点でトップから63ポイントの大差をつけられている。そんな中でも、レッドブルはウェバーとベッテルの両者は、タイトル獲得に向けて自由に戦うことを容認している。

「ウェバーが(複数のレースで)セブ(ベッテルの愛称)の目の前で優勝するようなことは、絶対にないと思うね」というバトンのコメントをドイツの『Sport1(シュポルト・アインツ)』が掲載している。

『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』は、ウェバーは契約によって今はベッテルの援護する義務があると報じている。どうやら、ウェバーがレッドブルと結んでいる契約の中に、シーズンのある時点で上限以上のポイント差をチームメートにつけられた場合、そのチームメートを援護するという項目が含まれているようだ。

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