インドモータースポーツ協会会長で、元F1ドライバーのカルン・チャンドックの父であるビッキー・チャンドックが、F1からインド人ドライバーが消える日は近いのではないかと語った。
カルン・チャンドックは、2010年にHRTからF1デビューを果たしたが、その後はスポンサーを獲得できず、シートを失った。
また、現在HRTで走るインド人ドライバーのナレイン・カーティケヤンも、今シーズン末でシートを失うのではないかと報じられている。
「ナレインとカルンのあとは、それに続くインド人ドライバーが見あたらない。おそらく8年か10年は無理だろう」とビッキー・チャンドックは『CNN』に語った。
「F1は金がすべてになっている」とチャンドック。「以前は違った。才能さえあれば、シートを見つけられた」
「たとえ才能があっても、F1チームは、財布も一緒に求めることに決めたんだ。500万、1000万、2000万ドル(約4億、8億、16億円)持ってくればシートをあげよう、とね」