2013年にアメリカのインディカー・シリーズ転向が伝えられるナレイン・カーティケヤン(HRT)だが、本人はこれを否定している。
HRTではペドロ・デ・ラ・ロサがあと1年の契約を残しているが、チームではもうひとりのドライバーについて検討中とみられる。
その一方で現在35歳のカーティケヤンは、2013年もHRTにとどまる条件は十分果たしていると胸を張って自信を見せている。
「自分でもよくがんばっていると思うよ。僕より先輩のペドロ・デ・ラ・ロサを何回か予選で上回っているし、そのことが自信につながっている」と、母国レースのインドGPを今週末に控え、『IANS通信』に語るカーティケヤン。
「体力もあるし、あと2~3年はF1でやれるよ」と付け加えた。
2010年にHRTからF1復帰を果たすまでカーティケヤンは、アメリカのストックカーのNASCARで修行を積んでいた。活躍の場を再度アメリカに求めてインディカーをテストするチャンスを探っているという話だが、これを次のように否定する。
「インディカーに移るなんてうわさがどこから立ったのか知らないが、2013年の理想はHRTでもう1年走ることだよ」