ビタリー・ペトロフ(ケーターハム)は、2014年にソチで開催される初のロシアGPに、ほぼ間違いなく出走するだろうとマネジャーのオクサナ・コサチェンコが明かした。
しかし、ペトロフが来シーズンF1に残留できるかどうかはまた別の問題だ。『RIA Novosti(ロシア・ノーボスチ通信)』は、ペトロフが2013年もケーターハムに残る「可能性は低い」と伝えている。
コサチェンコは、検討している選択肢がふたつあると語った。
「一生懸命取り組んでいるところです。いくつか計画があり、特にひとつ、あるプログラムがあります」とコサチェンコは話した。「ほぼ間違いなく、ペトロフは2014年のソチで走ると確信しています」
コサチェンコは、2013年のシート獲得において主な障害になっているのがスポンサーの問題だと認めた。
「ほかのチームへの移籍は、少し大変な問題です」とコサチェンコは話している。「現時点で、2チームからオファーが来ています。しかし、そのチームからは、解決方法を見つけて詳細をつめるよう求められています」
「スポンサーがあるかどうかということではありません。なぜなら、(スポンサーを)見つけるのは難しいことですが、不可能ではないからです」
「問題は、ビタリーをサポートしようというスポンサーが、そのチームの既存のスポンサーと共存できるかどうかということです」とコサチェンコは説明している。
ペトロフは、2010年にルノーからF1にデビューし、2012年シーズンの直前に、ヤルノ・トゥルーリのシートを奪う形でケーターハムに移籍した。