マクラーレンのジェンソン・バトンが、ブッダ・インターナショナル・サーキットで行われるインドGP(10月28日決勝)に向けて意気込みを語った。
ジェンソン・バトン
「韓国GPでは、自分に何の落ち度もないのにチャンスを駄目にしてしまった。でも、いやなことはとっくに忘れたよ。今週末からの2連戦を楽しみにしている」
「去年のインドGPはいい結果だった。誰にもジャマされず、スタートからフィニッシュまで2番手を守りきったんだ。サーキットも好きだよ。走っていて気持ちいいんだ。ふだん訪れるサーキットとはかなり違う感覚だよ」
「どんなところがユニークかというと、たとえば第3と第4コーナーの入り口だ。とんでもなくワイドなんだ。まるで高速道路みたいだよ。いろんなラインから追い越しできるようになっているんだね。アメリカGPの新コース(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)にも似たような要素が受け継がれているらしいね」
「そしてもうひとつは、第10と第11の複合コーナーだ。これも珍しい。サラダボウルのように大きくて丸い右カーブだよ。エイペックス(にある縁石)は2度使う。少し鈴鹿のスプーンカーブに似ているかな。最近のサーキットであれほど速いコーナーは特殊だ。マシンが決まれば、すごく楽しいよ。横Gが心地いいんだ。いい週末を送れると思うし、そう期待している」