エンジンに改良を加え、全モデルのエンジンに環境対応技術の「バルブ・トロニック」と「ダイレクト・インジェクション」技術を採用し、低燃費で高出力に。ミニを取り扱うBMWは、ミニのシリーズ中最大のエンジン出力およびトルクを有する「ジョン・クーパー・ワークス」の全モデルに、オートマチック・トランスミッション搭載モデルを追加し、23日より発売を開始した。価格は390万円から464万円となっている。
・【関連写真】ミニ、「ジョン・クーパー・ワークス」の全モデルにオートマチック・トランスミッション搭載車を追加表
これまで「ジョン・クーパー・ワークス」には6速マニュアルミッションしか用意されていなかったが、今回これに6速オートマチック・トランスミッションが加えられたことにより、より手軽にそのパフォーマンスを楽しむことができることになりそうだ。
また、全モデルのエンジンに改良を加え、環境性能を高める「バルブ・トロニック」と「高精度ダイレクト・インジェクション」技術を新たに採用した。これらの技術の採用により、211ps(155kW)/ 6,000rpm の最高出力および1,850rpmの低回転から5,600rpm まで一定して発揮される最大トルク26.5kgm(260Nm)を誇るエンジンの力強い走りを損なうことなく、さらに燃費の効率化が図られている。また、オーバーブースト機能により、2,000rpm から5,200rpm において28.5kgm(280Nm)まで最大トルクを高めることが可能となっている。
〈ミニ・ジョン・クーパー・ワークス〉
搭載エンジン(各モデル共通):1.6リッター直列4気筒ターボチャージャー付
モデル:税込み価格(トランスミッション)
ジョン・クーパー・ワークス:390万円(6速MT)・403万円(6速AT)
ジョン・クーパー・ワークス・コンバーチブル:440万円(6速MT)・453万円(6速AT)
ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン:417万円(6速MT)・430万円(6速AT)
ジョン・クーパー・ワークス・クーペ:426万円(6速MT)・439万円(6速AT)
ジョン・クーパー・ワークス・ロードスター:451万円(6速MT)・464万円(6速AT)