ザウバーが、2013年に向けて現在所属している小林可夢偉の放出を決めた可能性がある。
可夢偉の現チームメートであるセルジオ・ペレスは、来季マクラーレンへ移籍することが決定。しかし、ペレスを支援してきたメキシコの大手通信会社テルメックスは、来季もスポンサーとしてザウバーの支援を継続する見込みになっている。そのため、テルメックスが支援する現テストドライバーのエステバン・グティエレスが来季はザウバーのレースドライバーに昇格するとみられる。
一方の可夢偉は、残留のためスポンサー探しを行っているものの、なかなかスポンサーは見つかっていない。スポンサーがつかなければ、可夢偉の来季残留は難しいとみられる。また、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)がすでにザウバーとの来季契約を結んだとの報道もある。
そんな中、『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』によると、F1直下のカテゴリーGP2で2012年のランキング2位になったルイス・ラジアが、次のように語っていたようだ。
「僕たちはザウバーとも交渉していたよ」
「でも、最近になって彼らの態度が変わり、もう無理だと言われた」
「彼らが2人のドライバーを決めたんだと思う」