今シーズン末での引退を宣言したミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)だが、F1引退後の2013年もスイスの豪邸でじっとしている気はないようだ。
F1で7回チャンピオンに輝いたシューマッハは、2013年にメルセデスAMGのコンサルタントとして、アンバサダー的な役職に就くことを検討中だと言われている。
シューマッハは17日(水)、『DPA通信』に対して家でじっとしているつもりはないと語った。
「常に国際的な仕事をしてきたし、これからもそれを続けるつもりだ」
「僕はジェット族だからね」とシューマッハは笑顔で話している。
今シーズンもあと6週間、インドGP(10月28日決勝)、アブダビGP(11月4日決勝)、アメリカGP(11月18日決勝)、ブラジルGP(11月25日決勝)の4戦を残すのみとなった。このヨーロッパから離れた「フライアウェイ」を終えると、シューマッハのF1キャリアも終わりを迎える。その後はどうするのだろうか?
「その後の人生? やれることの選択肢はたくさんあるけれど、まだ考えてはいないよ」
「自分の道を時間をかけて見つけたい」とシューマッハは『Bild(ビルト)』紙に話している。
しかしシューマッハは、ほかのチームでドライバーとしてF1を続けるつもりはないと断言した。
「絶対にメルボルンにはいないよ」とシューマッハは来シーズン開幕戦オーストラリアGPの開催地に言及しながら現役続投を否定している。