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ポルシェ、F1参入のうわさを一蹴

2012年10月18日(木)10:34 am

ポルシェは、F1へ参入するのではないかとのうわさを一蹴した。

先日報じられたように、ドイツのモータースポーツ誌『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト )』は、フォルクスワーゲンの一部門であるポルシェがスポーツカーの耐久レース、ル・マン24時間に2014年から復帰するのは、F1参戦に向けての序章に過ぎないと報じている。

同誌によると、ポルシェはフリッツ・エンツィンガー(元BMW)、アレックス・ヒッツィンガー(元レッドブルとトロ・ロッソ)、マイク・クラック(元ザウバー)、ウルス・クラトル(元ザウバー)らF1経験のあるエンジニアを次々と陣営に迎え入れている。

ポルシェは現在、ヴァイザッハにある施設を風洞設備付きの最先端ファクトリーに改装中だ。また、チームのドライバーたちをマクラーレンのシミュレーターでトレーニングさせるため、何時間も予約を入れたとされる。

しかし、ポルシェのモータースポーツ部門で広報責任者を務めるオリバー・ヒルガーは17日(水)、『SID通信』に対し「これは単なる憶測にすぎない。F1に何の野心も抱いていない」と語り、うわさを真っ向から否定した。

さらに、「目的はル・マン24時間であり、スポーツカーの世界耐久選手権にある。当初から何ひとつ変わっていない」と加えた。

ヒルガーはまた、F1経験のあるスタッフを最近チームに招いたからといって、そこに何も深い意味はないと主張する。

さらに、「われわれはモータースポーツに野心を抱いている。よって、その分野の最高峰であるF1の経験者をスタッフに必要としているまでだ。良い人材を求めてF1界を見渡すのは当然の流れである」と語り、F1へ参入するプランが無いことを強調した。

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