ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌によると、ポルシェがF1参戦を考えているとのうわさがパドック内で持ち上がっている。
フォルクスワーゲンの一部門であるポルシェはスポーツカーの耐久レース、ル・マン24時間に2014年から復帰が決まっているが、これはF1に向けての序章に過ぎないとの説が多く聞かれている。
同誌は、フリッツ・エンツィンガー(元BMW)、アレックス・ヒッツィンガー(元レッドブルとトロ・ロッソ)、マイク・クラック(元ザウバー)、ウルス・クラトル(元ザウバー)ら、F1経験を持つエンジニアを次々と陣営に加えている。
さらに、現在も各F1チームで働く者に関心を示しているというのだ。
ポルシェは現在、ヴァイザッハの施設を風洞付きの最先端ファクトリーに改装中だ。また、契約ドライバーたちをマクラーレンのシミュレーターに乗せるべく何時間もスケジュールをおさえたという。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、次のように伝えている。「ポルシェによる一連の投資は、ほんとうにル・マンに向けてのものだろうか。F1関係者は首をひねっている」