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メルセデスがF1ボスを追放か

2012年10月16日(火)10:50 am

ドイツの大手自動車メーカーで、F1にもメルセデスAMGとして参戦しているメルセデスが、F1ボスの追放に動く可能性があると報道された。

メルセデスがF1の最高権威者であるバーニー・エクレストンをその地位から引きずり降ろすために動き出す可能性があるという記事を『Suddeutsche Zeitung(ズットドイチェ・ツァイトゥング)』紙が報じている。

その記事によると、F1の運営方法や収益分配を規定する新コンコルド協定にメルセデスも調印はしたものの、エクレストンの関与が疑われている、現在服役中の元ドイツ銀行員ゲルハルト・グリブウスキーの贈収賄事件を現在も懸念しているとのことだ。

もしエクレストンが起訴される事態になったら、メルセデスは間違いなく他チームやスポンサー企業に、一致団結してエクレストンを最高権威者の座から引きずり降ろそうと働き掛けることだろうと『Suddeutsche Zeitung(ズットドイチェ・ツァイトゥング)』紙は伝えた。

あるメルセデスの情報筋が「われわれが数カ月間におよぶ長い手続きを待つことはないが、行動は起こすだろう」とコメントしたと報じられている。

しかし、メルセデスの公式な広報担当者は「私たちがその憶測についてコメントを行わないことを、どうか理解してもらいたい」と話した。

また、エクレストンは正式に告訴された場合、逮捕されることを避けるために、今シーズンの最終戦ブラジルGP(11月25日決勝)に最近結婚したブラジル人の新しい妻と共に赴き、そのままヨーロッパへは戻らないのではないかといううわさもある。

これらのうわさについて、エクレストンの友人のひとりが「ナンセンスだね」と反論するコメントも掲載されている。

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