マクラーレンのジェンソン・バトンは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GP決勝を11番手からスタートしたが1周目にアクシデントに見舞われ、リタイアとなった。
ジェンソン・バトン
「すごくいいスタートを決めて、2台のメルセデスAMGを追い抜くことができた。第1コーナーに差し掛かるときに僕の前でちょっとした接触が起こった(ザウバーのセルジオ・ペレスがブレーキを遅らせ、前のクルマに接触)ので、僕はそれを避けるために横に動くしかなく、それでニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG)をコース外に押し出してしまうことになったんだ」
「ニコと僕はその後、1周目の裏ストレートでドラッグレースのように競い合ったよ。僕は第3コーナーでかなりブレーキを遅らせたんだ。そうしたら突然カムイ(小林可夢偉/ザウバー)のクルマが僕のクルマの右側に乗り上げてきたんだ」
「本当に残念だよ。レースは長いし、誰にとってもいろんなチャンスがあったはずなんだ。ここは追い抜きをかけるには最高のサーキットだしね。だから、1周目でああいう動きをするドライバーがいるのは驚きだよ」
「現実的にはもう今年のタイトルを取るチャンスはないから、最後の4レースは楽しみたいと思っているよ。チーム別タイトル争いに向けてチームのためにポイントを取るということが最も優先すべきことになるね。だから、できる限りポイントをたくさん取ることに集中してゆくよ」