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ハミルトン「アンチロールバーにトラブルがあった」

2012年10月14日(日)21:06 pm

マクラーレンのルイス・ハミルトンは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GP決勝を3番手からスタートし、10位となった。

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ルイス・ハミルトン
「疲れ果てたよ。レースが終わってから聞かされたんだけど、僕のクルマは1回目のピットストップ後、数周したところでリヤのアンチロールバー(サスペンションを構成するパーツの1つ)にトラブルが発生していたらしいんだ。レースを続けることには問題はなかったらしいし、僕もベストを尽くそうと頑張って最後まで攻め続けた。でもいいペースを保つことはものすごく難しかったよ」

「コーナーから次のコーナーへ向かうたびにバランスが変わってしまって、ストレートでもクルマの挙動が安定していなかったんだ。そのためにタイヤもダメになってしまい、3回ストップ作戦をとるしかなくなって大きく順位を下げることになってしまったんだ」

「状況をさらに難しいものにしてしまったのが、はがれてしまっていた人工芝をひっかけてしまったことだ。最後の数周は、それがサイドボードのところの小さなウイングにからみついてしまっていた。それがディフューザー(マシン後部の空力パーツ)の効果を奪ってしまったのか、最後のほうではリアのダウンフォースがなくなってしまって10位の位置をキープすることさえ危うかったよ」

「今季のタイトル争いについては、数字的にはかなり難しくなったね。そうは言っても、まだ獲得できるポイントはかなりあるから、これからも攻め続けるよ。変なことが起きてしまったけど、僕は決してあきらめない」

「こういうことが起こった日はうれしいとは思えないけれど、どんなに悪い状況でも希望はあるものさ。言い方を換えれば、戦い続けるんだという気持ちが自分の心の中にあることがうれしいんだ。こういうときには、本当の情熱が現れてくるものなんだ」

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