引退する自分の代わりにルイス・ハミルトン(マクラーレン)と2013年の契約を交わしたのは、メルセデスAMGにとって正しい選択。こう考えているのはミハエル・シューマッハだ。
『SID通信』に語ったものだが、同時に、シューマッハはチームに“追われた”との受け止め方は誤りだという。
「上層部の人たちは、今季が終わってもチームで現役を続けて欲しいと、たびたび僕にいってきたよ」と、韓国GPで語るシューマッハは次のように付け加えている。
「それも1年じゃなく、2年もね」
「考えてはみたが、たとえ1年でも無理があると思った」と話すシューマッハだが、2010年にF1へ復帰してからの3年間は、モチベーションが下がりっぱなしだったと明かす。
マクラーレンからハミルトンを引き抜いたのは、メルセデスAMGにとって良い決断だったとシューマッハは考えている。
「もしルイス・ハミルトンと契約するチャンスがあるなら、すべきだよ。僕だって同じことをしただろう。ハミルトンはチームのドライバーに打ってつけだ」とシューマッハは締めくくった。