HRTのナレイン・カーティケヤンは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GP決勝を23番手からスタートし、20位になった。
ナレイン・カーティケヤン
「スーパーソフトタイヤ(ソフト側)でスタートすることを選んだ。スタートは良くて、数台を抜くことができたよ。でも、たぶん最良の選択ではなかったんだね。スタート直後からフロントタイヤに少しグレイニング(タイヤの表面がささくれ立つ状態)が出て、そのせいでアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)に苦しんだ。でも、ソフトタイヤ(ハード側)に交換したら、クルマのバランスがかなり良くなった。1回ストップで走り切る作戦はフロントタイヤに厳しすぎたと思うけれど、危険を冒してみるしかなかったんだ」
「厳しい週末だったけれど、前向きな気持ちでいくよ。2戦リタイアしたあとで完走できたし、もうすぐインドGP(28日決勝/カーティケヤンの母国)だからね」