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シューマッハ、2012年F1王者にベッテルをイチ押し

2012年10月13日(土)9:37 am

2012年F1チャンピオンは問答無用でセバスチャン・ベッテル(レッドブル)。このようにいい切るのはベッテルと同じドイツ人で、7度の世界タイトルを誇るミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)だ。

もっとも、そのようにシューマッハが予想するようになったのは、日本GPのスタート直後、第1コーナーで起きた多重クラッシュで選手権リーダーのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がリタイアしたからと、あっさり認めている。

今週末の韓国GPでシューマッハは、次のようにドイツ『Bild(ビルト)』紙に話している。「チャンピオン争いはもう決着がついたと思う」

「大きなポイント差をもって日本GPに臨んだフェルナンドは、タイトル獲得に向けて追い込みに入ったと思っていたよ」

「ところが、今やセバスチャン(ベッテル)が圧倒的に有利だ」

「セバスチャンのマシン・パッケージは文句なしだ。このままゴールに突っ走るのは間違いないと思う」とシューマッハが語っている。

ベッテルとアロンソは今年、それぞれ3度目の世界タイトルを狙っている。もしベッテルが総合優勝すると、フアン・マヌエル・ファンジオ(アルゼンチン:1954-1957)とシューマッハ(2000-2004)に続いて3人目の3年連続王者となる。

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