2013年にはマルシャで4年目のシーズンを送るとみられるティモ・グロックだが、本人によると、移籍の“可能性”も残されているという。グロックは『DPA通信』に、次のように語っている。
「(次に移るなら)もっと上のチームじゃないとね」
「でも今は契約を尊重して、他の誰とも話をしていないよ」
かつてトヨタF1をドライブしていたグロックは、現在30歳。グリッド後方で目立たないが、ドライバーとしての評価は高い。
第14戦シンガポールGP(9月23日実施)では12位に入り、チームはコンストラクターズ選手権(チーム部門)でケーターハムを抜いて10位に上がり、グロックの評価もますます上昇している。
仮にマルシャにとどまるなら、コンコルド協定により選手権10位のチームに支払われる配当金で、体制を強化してもらいたいというのがグロックの希望だ。
「そうすれば、もっとマシン開発が進んでチーム状態も少し良くなるはずさ」