韓国インターナショナル・サーキットで行われたF1韓国GP初日でザウバーでは、小林可夢偉が14番手、セルジオ・ペレスはトラブルでクルマを止めながらも15番手になった。トラックエンジニアリング責任者のジャンパオロ・ダラーラが初日を振り返っている。
ジャンパオロ・ダラーラ
「残念なことに、セルジオのエンジンに制御系の問題が発生してしまったことで、2回目のセッションのほぼ半分を失うことになってしまった。カムイ(小林可夢偉)のクルマには信頼性の問題は何も発生しなかったものの、パフォーマンス面については改善する必要がある。いくつかのことについてよく原因を見極め、何をすべきかを判断していくことが必要だね。われわれにとっては間違いなくソフトタイヤ(ハード側)のコンパウンドのほうがよく合っているよ。どうすればスーパーソフト(ソフト側)をもっとうまく扱えるのか、その解決策を見いだすために、データをもっと深く読み込んで、調べる必要がある」