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ザウバーにF1史上初の女性チーム代表が誕生

ザウバーは11日（木）、チームCEOのモニシャ・カルテンボーンが新たなチーム代表に就任したと発表した。

インド出身のオーストリア人であるカルテンボーンは、すでにザウバーの共同オーナーとなっていたが、F1チームに女性代表が誕生するのは史上初めてのことだ。

同チームの設立者であり、これまで代表を務めていたペーター・ザウバーは、2日後に69歳の誕生日を迎えるが、これに先立ってザウバーが発表した声明によれば、ザウバー元代表は今後「日常的なチーム運営の実務からは身を引くことになる」という。だが、今後も取締役会理事長の地位にとどまるとともに、「グループの戦略運営」には引き続き責任者として関与を続けてゆくことになる模様だ。

ザウバー元代表は今回の件について次のように述べている。

「今が、私たちのどちらにとっても都合のよい時期であり、バトンを渡すには絶好のタイミングなんだ」

「結局、いくつかのレースには私が出席できないこともあった。一番最近の例は日本GPだが、そこでチームは素晴らしいパフォーマンスを発揮してみせたよ」